加藤登紀子 代々木で追悼イベント、「青いこいのぼりと白いカーネーション」などを披露 [芸能]

 歌手の加藤登紀子(71)が11日、東京・代々木公園で行われた東日本大震災の追悼企画「311 東日本大震災 市民のつどい」に4人組バンド「シアターブルック」のギタリスト・佐藤タイジ(48)、「X JAPAN」のギタリストのSUGIZO(45)らと参加した。

 この企画は加藤らが発起人となって2012年からスタートし、今回で4回目。加藤は「みんなの次のステップになれるようなパワーを生み出したい」と呼びかけ、震災で父親を亡くした少年をテーマにした楽曲「青いこいのぼりと白いカーネーション」などを披露した。

 震災直後から被災地のがれき撤去などのボランティア活動を行っているSUGIZOは、「被災地とそうでない土地の温度差を感じずにはいられない。いまだに奮闘している人がいることを伝えていきたい」と復興途中であることを強調。その後、「―ブルック」の楽曲「もう一度世界を変えるのさ」で佐藤との初デュエットも披露した。

 地震が発生した午後2時46分には、各アーティストがステージに集まり、黙とうをささげた。

2015年3月12日 スポーツ報知
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