長山洋子 カーネギーホールで史上初演歌!津軽三味線も披露 [音楽]

 演歌歌手の長山洋子(45が29日(日本時間30日)、米ニューヨークにある音楽の殿堂「カーネギーホール」で特別コンサートを行った。本格的な演歌公演は、122年の同ホール史上初めて。09年に米国人男性と結婚した長山にとっても初の米国公演となり、夫やその両親を前に、津軽三味線も披露して喝采を浴びた。

 9曲目の最後は代表曲「じょんから女節」。津軽三味線の力強くかつ繊細なバチさばきの合間に、「ヨッ」と気合の入った長山の声が響き渡る。

特に「米国では、知らない人はいない」というカーネギーのステージは長年の憧れだった。世界的にも有名な伝統あるホール。「ニューヨークの空から被災地の東北の空へ届け」と、福島の「会津磐梯山」など東北民謡も披露。コブシを回したド演歌「蜩(ひぐらし)」、歌謡曲「捨てられて」など多彩な選曲でニューヨーカーら観客600人に“和”の魅力をアピールした。

2013年1月31日 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
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